眉毛の四畳半log

ぎちぎちの四畳半からお届けします。

おじさんは手厳しい

ご無沙汰です!眉毛っす!

最近めっきりTwitterやインスタ、ブログなど書き込むテンションが無く、なにも発信できておりませんでした。だからといって何か他に忙しかったのかというとそういうわけではなく、ただただ現実が充実していたんでしょう!

さて今回は、以前ここで書いたお気に入りのおじさんの話をしましょう。

前回書いたおじさんの話、少し読み返してみると、間違った分析をしていたりして、まだまだおじさん初心者なところが伺えましたので、おじさんの生態についてちょっとした最新情報を。

 


まずおじさんが無条件に優しくて、奉仕の気持ちでなんでも手伝ってくれている、と思っていたことについて、これは間違いでした。最近の気づきとして、おじさんは「ロッカー(rocker)」であるという分析があります。おじさんの中には生粋のロックンローラーが存在していて、いつだって基本「自分の人生は自分で切り開く」的なこと思っているっぽい。ので、誰かのために自分の時間を費やすとか、本当ならめんどくせえし てめえのケツはてめえで拭きやがれ!という気持ちでいると踏んでいます。しかし仕事だと割り切って給料をもらいに来ている以上、自分が気づいたら自分が処理する、仕方ねえな、という正義感もしっかりあるみたいで、それで人のことを手伝ってくれたりしているみたいです。きっと良くも悪くも曲がったことが嫌い、なんだろうなあ、自分で自分が許せないみたいなところがあるらしいので、自分で自分の首絞めることが多い人生らしいです。42歳、拗らせてて非常に愛しいねえ。(急な年齢解禁)

ちなみにかわいいおじさん豆知識!毎日出勤すると検温をするのですが、みんな大体「36.5℃〜」とかいうふうに記載してる中、おじさんはロッカーなので、一人だけ「6.5℃」というふうに3を絶対に絶対に省略して書くんです。絶対です。ッカーーー!ファンキーだね!3はいらないよね、だって3以外なこととかないもんね、でもみんな3をちゃんと書いてるなら空気読んで書くことない?でもそれをしないのがおじさんの強みだよねえ〜〜〜他人に左右されない強い意志、疑いのないまっすぐな姿勢、必要無く面倒なことはしない合理主義。最高。極め付きは35℃の低体温!!ええ、ほぼ毎日おじさんは35℃台です。愛しい。

 


そして、自分に自信がないという分析について。これもちょっと違うようで。40過ぎて結婚してないのは欠陥だ、と言い張るところもあるので、あながち間違いではないのかもしれない。でも、自分の手の甲が綺麗だということ、運動が得意だということ、空気が読めることなど、しっかり自覚があられるご様子で。そのあたりの話をすると、ちゃんと自分のことを評価している様子なのです。えーーんかわイ!すきです!

また、どちらかというと隠キャのサブカル系かと思いきや学生時代はおモテになったらしいし?職場で無自覚に年下の(私以外の)職員とタメ口で話しちゃったりして?ちゃんと陽キャ疑惑すらあるのです。天然チャラ男疑惑すら!!!あるのです!!!!泣きてえな!!!本人は全否定してたけど!!!

 


まあこんなとこですかね、訂正は!結果意外とファンキーな人でした!ってとこでしょうか。

 


さて、話は変わって実は、3月1日からおじさん含め同僚の人たちと一緒に4人で運動を始めました。定時でタイムカード押して、着替えて、職場の周辺をランニングしはじめたんですねえ。これがおじさん発信のイベントでして。この時点で胸熱ですよねえ。。痩せたいだのダイエット続きませんだの女どもの埒のあかない話をしていると、「自分走ろうかな〜と思ってますけど」と。その時点でおじさんに恋しているわたしはこんないい話に乗る他ありませんでした。だって終業後も一緒にいられて!仕事とは関係ない話もできちゃうし!アクティブなおじさんを見ることができる。。なんと素晴らしい。。おじさんには感謝しかありません。たぶんわたしがSNS等に浮上しなくなったのってこれを始めたからだよね、たぶんそれで気持ちがすんごく満足しちゃって、暇な時間とか無くなって、いつでも頭の中がお花で埋め尽くされてたんだろうね、自分の中の自分と対峙して文章に起こすような気力が起きないくらい毎日がハピネスだったのかな、なんちゅうことや。

 


で、早速走りはじめました。職場周辺はど田舎なので、田んぼや川なんかが広がっていて、冒険するにはもってこい!走れる範囲でコースを探しては走りました。

いつかおじさんと一緒に仕事で外に出た時、職場の先の川沿いに菜の花がたくさん咲いている場所を見つけわたしが、ここめっちゃいい!ここまで走りたいー!と叫びつつ、でもちょっと遠いですよね、と半ば諦めたその日。いつも通りのコースに進もうとしたとき、遠く背後からわたしの名前を呼ぶおじさん。「こっちー。」と指差すその先は菜の花の方向!わたしはその瞬間またおじさんに恋をしました。え!いいんですか!と興奮気味に反応するキモめのわたしに全く動じぬ「行きましょう〜」の声色。ああ、あんたはなんでこんなに優しいんだよ。

 


おじさんの好きなところ、こういうところです。いつだって事務所で話が盛り上がってるとき、おじさんは全然入ってきてくれないし、質問しても全く広がらない返事しかしてくれないけど、人の話をものすごおく覚えている。聞いている。話に入ってこないから参加してないんじゃ無くて、心の中ではちゃんと参加していて、意見も持ってて、でも自分がでしゃばるとこじゃないと思って発言はしてないんだ。前に言ってた。「余計なうんちくとか、女の人嫌がるでしょ?面白くないじゃないですか、たぶん」うんそうだね、たしかにそういうやつうざいよね。そういう寒くてうざいやつになりたくはないらしくて、その辺意識して控えてるらしくて、新しい職場の人にうざがられたくなくて気をつけてるんだって。

 


カワイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーしぬ

 


まあいい、そんなこんなでハピネスマーベラス放課後ランニングイベは華金を除く平日に執り行われている。最近は長距離を走ることが面倒になってきた女たち(私を含む)により、バドミントンやバレーと言った楽しい球技大会へと変遷を遂げているが、誰かが休部だったりするとわたしとおじさん2人で真面目ランニングをしてみたりする。走り始める前のウォームアップウォーキングタイムがゆるりとした2人の会話タイムだったりして、短時間でもものすごい幸タイムである。そして走り始める時に必ず言うやつ。「じゃあ無理せずゆっくり〜」そう言って颯爽と走っていき、どんどん背中は小さくなる。そのうち見えなくなって、ゴールに着く頃遠回りしたおじさんと合流。各々クールダウンのウォーキングをしてストレッチして「今日はキツいっすね〜」とかなんとかほんの数口話してからおじさんの「お疲れっした〜」で解散。最高ね。

 


そういえばの話、わたくし、普段一緒にいる勢いのいい女の先輩がいればおじさんとも愉快に豪快になんでも話せるんだけども、いざ2人になると謎に黙りこくってしまうのほんと感じ悪いよねって思ってるけど、本当はおじさんの前では愚痴とか言わずただ目の前のことに真剣な真面目な人でいたいから本当葛藤の日々。素直さが売りのわたしだけど、仕事柄人間に対して不満が多くなってしまうもので、人の悪態つくのが前より上手くなってしまっててちょっと嫌になったりもする。そういうところの一部始終をおじさんにも全部見られているわけで、ちょっと萎えたりすることがある。だからたまにアピールするけどね!いつからこんな人間になったんや!と嘆いてみたり!するけどね!おじさんに伝われよ!と願いながらね!必死かよ!

 


必死だよ〜〜

 

 

 

最後に最近の趣味、おじさんとの絡みで楽しいことについて。

おじさん、仕事なんかでだりいなーとなると人に頼ることをせず、自分一人でさっさと片付けようとする癖があるんです。めんどくさい時ほど人を突き放すというか。一見優しく思えますが、実際そんなこともなく、急に舞い込んだお仕事とか、私でも出来そうなことがあると手伝おうとするんですけどね、全然手伝わせてくれません。めんどくさいからです。人と一緒になってあれこれするのがだるいんですね。「いいっすよ」の、この一言がペーン!と私の接近を許さない。せっかく二人で共同作業できると思ったのに〜という甘い私の考えをしっかり否定してくるその感じ。ドSだね!!!非常に悲しく、また非常に癖に刺さる、というものでございます!!!!結局わたしはおじさんに何をされても嬉しくしかならない、そんなキモキモオタクで申し訳なくなる毎日なのでありました。。キモオタが付きまとって本当にごめんねおじさん。。

 


わかった!わたしがおじさんを好きな理由が!!!

 

 

 

ドSだからだ!!!!!!!!!!!!(最低)

 

 

 

おじさんがドSということに今の今気づいたので、次回はおじさんエピソード、ドS編でも書きますか。。

お付き合い願います。